私は今、WSGの直営式場ザ・ジョージアンテラスで料理長を務めています。主な仕事は結婚式のメニュー作成やそれに纏わる管理、婚礼日の施工担当です。そして、WSGのウェディングスタイルのシェフズダイニングに対してはかなり力を入れて、よりよい料理スタイルを追求しています。結婚式というのは、ゲストも老若男女幅広い方が参列されます。だからこそ、常にお客様の視点に立って、ウェディングプランナーをはじめ、サービススタッフと共にミーティングを重ねてこの新しい料理スタイルを進化させています。野菜の素材は農園からこだわり、ザ・ジョージアンテラスでしか味わえないお料理をお客様に楽しんで頂きたいと思っています。
我々にとっては100人前のお料理でも、お客様には自分だけの一皿。だから、一皿一皿に心を込めて最新のテクニックと熱い気持ちを込めて料理をつくり続けています。料理人の世界はある意味、少し特殊で狭い厨房の閉鎖的な空間で、一日中黙々と仕事をしています。日々の仕事は個々がひたすら仕込み(料理の下準備)を行い、結婚式当日は進行に合わせて料理を出すためにチームとなって目が回るほどの忙しさの中で完璧な仕事をする。個人の技術とチーム力の双方のバランスが大切なのです。冷たい料理は冷たいうちに、温かいお料理は温かいうちに・・・お客様がお召し上がり頂く際の最適な温度で料理を提供することは私たちから発信できる「おもてなし」であり、おいしい料理を追及する中で絶対に大切にしている料理人のプライドでもあります。
私たちはいわゆる「職人」ですから、仕事をするうえで、「信念を持つこと」は大切だと思っています。しかし、それは、頑固なものではく、いつもキッチンスタッフをはじめ、ザ・ジョージアンテラスで働く全ての仲間たちや新郎新婦・大切な家族やゲストにとって喜んで頂ける為に必要なことですから根っこのところは変わらなくても進化と変化も必要だと思っています。とても古典的な体質の残る業界だからこそ、この柔軟性はこれからの料理人には必要だと私は思っています。
私のこのような思いを部下たちに伝え、今「部下たちの成長」が私の一番の喜びであり、やりがいであり、楽しみでもあります。例えば、プランナーミーティングへ部下を積極的に参加させ、プランナーからの意見を聞き、商品化することも部下に成長課題の一環として取り組んでもらっています。「どうすれば実現できるか?」その方法を考えオペレーションできるまで進めていくことは経験だけではなく、豊かな発想も必要です。ですから部下には常に好奇心旺盛でいて欲しいと思っています。狭く小さな世界感に捕らわれると料理が悪くなる、これは私の経験からの持論です。今は、料理を作れるだけではだめなんです。料理人も企画書や議案書が書けるようになり、ちゃんと人に自分の考えを伝えることができなければ、自分自身の可能性を狭めてしまうのです。
私は料理を通じて様々な事を感じ、発信していくことに喜びを感じています。一生この仕事を、仲間たちと続けていきたい そう思える素晴らしい仕事に出会えて幸せだとおもっています。
もともとは、長い間ホテルで仕事をしていました。その中でたくさんのことを学び、経験させて頂きました。しかし、好奇心旺盛な私はもっと、いろんなスタイルで料理をお客様に食べて頂きたいと常々思っていました。
そんな時に出会ったのがWSGでした。結婚式で新しい料理スタイルを創作して、取り組んでいこうと考えているWSGの発想に魅力を感じて入社を決めました。
入社当初、今までのホテルではキッチンのメンバー以外と関わることがあまりなかった私ですから、WSGにきて身近にウェディングプランナーや様々なスタッフたちと共に仕事をすることは、「戸惑いの連続」でもありました。しかし、その戸惑いも、日々コミュニケーションを密にとることで自分にとってとても楽しい環境へと変化していきました。
コミュニケーションが良くなると、どのセクションにも風通しの良い自由な環境で意見交換ができるようになり、常にトライ&エラーですがみんなでチャレンジできることが多くなりました。そしてそのチャレンジをきちんと評価してくれることも嬉しかったです。私の求めていた職場環境がここにありました。そういった環境の中で、自然に互いを尊重し尊敬できることが当たり前にできる会社の雰囲気も私にとってはとても魅力です。自分のやってみたいことを挑戦させて頂けることが、どれだけ嬉しいことか・・・料理人にとってその環境で仕事が出来ることの貴重さを知っているので、私は今とても幸せを感じながら仕事をしています。
料理長になり、後進育成として料理の技術を学んでもらうことも勿論ですが、私は感動と夢を共有できるスタッフを育てて行くことをとても大切にしています。それはハートがなければいい料理もつくれない、私はいつもそう思っています。
結婚式では新郎新婦の数だけドラマがあるなぁ・・・といつも感動しているのですが、その中でも私が最も心に残っている結婚式をお話したいと思います。
ザ・ジョージアンテラスで結婚式をされる予定の前の年、ご新婦のお父様がお亡くなりになりました。結婚式の当日もあいにくの雨で、きっと今日は一日雨だろうとみんながそう思っていました。私たちはシェフズダイニングという料理の演出をする時間だけ会場のゲストの方と会うので、他の結婚式場とは違いゲストの方と直接触れ合う時間があります。その日はシェフズの時間も雨だったので、みなさん少し残念に思っているかもしれないな・・・と思っていました。結婚式は滞りなく進み無事にお披楽喜の時間を迎えました。ザ・ジョージアンテラスではゲストの皆さんをスタッフみんなでお見送りをしているので、その日もキッチンメンバー全員でお見送りに参加していたところ、急に雨が止み雲の隙間から光が差し込んで虹がかかりました。そのあまりに偶然に訪れたきれいな空を新郎新婦とザ・ジョージアンテラスのスタッフで見ていた時、新婦が「天国からお父さんが祝福に来てくれた。ありがとう」と言って涙を流しました。そこにいたゲストの方、私たちスタッフはその言葉に拍手喝采。みんなが1つになって感動した瞬間でした。
同じ風景を見て、同じように感動して、その気持ちを共有できることって普段の生活では、皆無といっていいかもしれません。でも、私たちはそういったとても貴重な経験を共にすることによって、感動することが原動力となり常に前へ進んでいけるのだと心から感じています。
起床
朝食を取りながら、いつものニュース番組
出勤
メールチェックとスケジュールの確認
新メニューの試作
同時にキッチンスタッフがみんなのまかないを作りはじめます
ザ・ジョージアンテラスメンバー揃ってまかないを食べます
コミュニケーションの大切な時間
週末の婚礼
膨大な仕込みをみんなでやっていきます
プランナーと料理の最終人数のチェック
(人数変更などがないかの確認)
退社
行きつけのワインバーかフレンチでシャンパンを楽しみにいく
これが仕事の後の最大の楽しみ!
最近の好みは「アンリオアンシャンテール」
帰宅
お風呂に入って、録画した番組を見る。ガイヤの夜明けなどは欠かさず見ます
就寝
基本的にONとOFFははっきり分けています。車が大好きなので、愛車のオープンカーで妻とランチに行ったり、ドライブに出掛けたり・・・あとは、やっぱり料理が趣味で、休日でも家で食事を作ります。妻とスーパーを梯子して材料を買ってゆっくり家で食事。家だと大好きなワインもたっぷり、ゆっくり楽しめますからね!最近はタジン鍋を使った料理にハマっています。ここ一番おいしかったのは「うなぎの柳川風」で2人前 630キロカロリー。おいしいお勧め料理はレシピと共にカロリー計算までしてブログにアップしています。これが結構評判がいいんですよ!
大好きな車と、大好きな料理・・・もし宝くじが当たったら、車で日本一周して、各地のおいしい食材を食べ歩きたいなぁ!と妻と話し、夫婦で夢物語を語ってはよく笑っています。まだまだ、日本にはおいしい食べ物がたくさんあるので、好奇心旺盛な私には、一種の宝探しのようなものですね。
ザ・ジョージアンテラスでは、スタッフから200円ずつ集めて、まかない料理を作ってみんなで食事をしています。キッチンのメンバーは余った食材やみんなから集めたお金で食材を買って様々な工夫を凝らして料理を作り、そこでダイレクトにみんなの反応を見る。おいしい時の笑顔、う〜んまあまあかな・・・という苦笑・・・様々な反応を見ているのは楽しいです。でもこういう何気ない時間で生まれるのは、スタッフ同士の距離感が近くなっていき、チーム力が自然と高まっていくことだと実感しています。そんな雰囲気を見ていると、とても心が温かい気持ちになります。
ウェディングという一生に一度の感動を共に共有できる仲間ができることは、この仕事ならではです。そしてWSGの会社の風土が温かい仲間たちを引き寄せているように思います。私たちが売っている商品は感動と人を幸せにすることです。そして、私はいつかこの素晴らしい仲間とWSGのPB商品としてお菓子やワインを作りたい!そんな夢も持てる会社です!